目的・概要・時代背景
① 東北小水力発電㈱が提案する「小水力発電ダムESCO事業」とは、自治体等が民間の資金や小水力発電のノウハウ等を活用し、ESCO事業者(東北小水力発電(株))が候補地のダムに新たに小水力発電システム一式を設置して発電(売電事業)を行う。この事業で、既存ダムの電気設備の省エネルギー化や未利用だった再生可能エネルギーの有効活用を図る。
②東北小水力発電㈱は、発電可能地点の調査、設計、施工、発電設備の据え付け工事を担当。水車・発電機も自社で製作し、水力発電に関するすべてを自社内で実施する。更に運転開始後は、発電システムの維持管理やメンテナンス等も責任をもって行う。
③東日本大震災や福島第一原発事故を契機に、国民の多くに安全・安心な再生可能エネルギーへの期待が高まっている。更に、「再生可能エネルギー特別措置法」が成立し、本事業を推進する環境が整った。